第4回 「腎臓健康教室」 平成19年3月10日(土)

〔参加者の声〕
今回の健康教室には、修善寺や浜松など遠方からご参加いただきました。
若い方の参加で、より本人やご家族の抱える不安や疑問を、伺うことができました。
IgA腎症の方と、透析をされている方のご家族です。

―内臓トレーニングの体験後の座談会にて―
腎臓健康教室
(20代男性 Hさん)

 


普段は右足がたまに痛くなる。人に肩が下がってると言われるくらいかなー。
腎生検のあと、去年7月に扁桃腺も取って、ステロイドもしました。
でも、 術後の結果は10〜20年経たないとわからないって言われました。」
腎臓健康教室
(20代女性 Fさん)
手足がとても冷たいといわれましたけど、昔からそうだったから
あまり気にしていませんでした。今は、扁桃腺を取るかどうかで迷っています。
私は先生に、60%の可能性で治るといわれました。
でも海外では、取っても病気とは関係ないという結果が出てるみたいだし、
日本では、まだ治るといわれてるし…いろいろ情報が違うので…
腎臓健康教室
   
   
(アドバイザー 齋藤さん)

   
私も実際に発症して3年目に血尿が出て、その時扁桃腺を取っています。
しかし、透析になってしまいました。皆さんがそうなるということでは
ありません。でも不確かなことがたくさんあるということです。
医療の世界にも。
腎臓健康教室
(みやこさん)

 
お二人とも若くて、クレアチニンの数値も正常範囲に近い状態。
でも、こうして費用をかけてまで遠方から、健康教室に参加してくれたのには
何か体に気になるところや、不安があるからだと思います。
大病になる前は皆さん一緒で、気にならない程度の軽い症状から始まっているのでしょう。
例えば、〔足が痛い、体が冷えるということは、そこに血液が届いてない。
だったら、血液を流してあげれば良くなる。〕単純なことですが
体の仕組みの原点に戻って、もう一度考えてもらえるきっかけになればと思っています。
お医者さんに「治らない。」と言われたら諦めるのではなく
「では、どうしたら良くなるんだろう?」という発想に変わるきっかけです。

腎臓健康教室
(60代女性 Kさん)
               
息子も病院で「長くは生きられない。」と言われてから気力が
なくなりました。病は気からと言いますが、気がなくなるとなかなか…
なんとかしてあげたい気持ちばかりで、どう伝えればいいんでしょうか?
                      
腎臓健康教室(みやこさん)
                    
              
        
今まで参加していただいた方の話をお聞きすると、皆さん
「治らない、透析になります。」と言われるそうです。それが頭の中に刷り込まれて
頭の中がいっぱいになってしまう。ある方は診察に行く度、ほかの患者さんを見て
自分の将来と重ねてしまい、落ち込んでしまうと言われていました。
でも、ここから帰るとき皆さん「もしかしたら治るかもしれない。透析の文字が
頭から消えた。」と思い、感じられるそうです。
それは寝たまま健康法が、頭で理解することよりも先に、体で変化を感じられることに
あるからだと思います。
「だめでもともと、結果が出れば儲けもん」皆さんによくお話しすることですが
治らないといわれて、何もしなかったら治らない、現状は変わらないわけです。
なにかをしてみて、少しでも変化が出ればこれは儲けもんです。
ですから、息子さんにも説得するのではなく、事実として伝えていただくのが一番だと
思います。もう一度、夢や希望を取り戻していただきたいです。

腎臓健康教室(20代男性 Hさん)

 
                
ありがとうございました。安心しました。
健康教室に通ってみたいです。